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漢方治療入門講座

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経絡・経穴と漢方治療

経絡・経穴とは

気血が不足している…経穴が凹んでいる、押すと気持ちが良い
三陰交・湧泉・背中の経穴…肺愈・腎愈・次膠
気血が滞っている…経穴が膨らんでいる、押すと圧痛がある
肩井・曲池・手三里・合谷・足三里・背中の経穴(膏盲・肺愈・肝愈・脾愈・腎愈)・陽陵泉・臨泣・大衝
  • 太陽膀胱経に沿う凝り・経穴の圧痛…太陽病…解表剤の適応を考慮
    『太陽の病たる脈浮、頭項強痛して悪寒す』
    うなじ(天柱) 背中(風門 肺愈 膏盲) 腰(腎愈 小腸愈 次膠)
  • 小陽胆経に沿う凝り・経穴の圧痛…少陽病…柴胡剤の適応を考慮
    側頭部 聴会 客主人 肩井 淵液 側腹部 下肢の外側(陽綾泉 臨泣)
    右側に反応が強い時に柴胡剤の適応することが多い
    (左側に反応が強い時は厥陰病の適応の場合が多い)
  • 陽明胃経に沿う凝り・経穴の圧痛…陽明病…清熱瀉下剤の適応を考慮
    顔面(承泣・地倉)、前胸部(乳中)、腹部(天枢・水道)、下肢前面(梁丘・足三里・癘兌・裏内底)
  • 陽明大腸経に沿う凝り・経穴の圧痛…陽明病…清熱瀉下剤の適応を考慮
    迎香・曲池・手三里・合谷・二間・商陽
    商陽、二間よりの少量の瀉血
    発熱・扁桃腺炎・高血圧
    合谷、曲池に鍼、灸
    喉や歯の痛み、腫れ、ひきつけ、面疔
    梁丘
    腹痛の救急穴
    足三里
    万病に効くと言われるほど応用が広い
    裏内庭
    食傷による胃腸障害に効く
  • 少陰腎経に沿う凝り・経穴の変動…腎経の変動…補腎剤の適応を考慮
    三陰交(腎経 肝経 脾経の合流)…婦人科疾患の要穴
    太谿、湧泉
  • 太陰脾経に沿う凝り・経穴の変動…脾経の変動
    三陰交、陰綾泉…更年期障害に良く効く
    血海…於血を下す穴
  • 厥陰肝経に沿う凝り・経穴の変動…肝経の変動…瀉肝剤、補血剤の適応を考慮
    太衝、期門

漢方医学は薬物で経絡の気血を整え、臓腑の気血を整えて病気の治療および健康の増進を図る医学である

引経報使について

四君子湯
手の太陰肺経、足の太陰脾経・陽明胃経の薬
人参(甘・温)肺・脾経に入る…胃気を養い補気の主剤…君
白朮(苦・温)脾・胃経に入る…補脾益気 燥湿利水…臣
茯苓(甘・淡)脾・胃・肺・心・腎経に入る…佐
甘草(甘・平)12経に入る…脾胃を補い肺を潤す…使
四物湯
手の少陰心経足の太陰脾経・厥陰心包経の薬、足の厥陰肝経
当帰(辛・苦・甘・温)心・脾経に入り血を生ずる…君
地黄(甘・寒)心・腎経に入り血を滋す…臣
芍薬(酸・寒)肝・脾経に入り陰を斂る…佐
川きゅう(辛・温)肝・心包に入り血をめぐらす…使
黄連解毒湯
五臓六腑の実熱の瀉火剤
黄連(苦・寒)心・脾・胃経の瀉火を主とする
黄きん(苦・平)肺・大腸・小腸経の瀉火を主とする
黄柏(苦・寒)腎・膀胱経の瀉火を主とする
山梔子(苦・寒)心包・三焦経の瀉火を主とする
柴胡(苦・微寒)肝・胆経に入る…少陽の熱をとる、肝気欝結に用いる
陳皮(辛・苦・温)肺・脾経に入る…理気健脾、燥湿化薬
麦門冬(甘・微寒)肺経に入る…肺中の伏火を治す、心気を定め口乾・咳嗽を治す