漢方だより

昭和の食事へ戻そう

伝統的な食事を見直そう

戦中、戦後の食料事情に比べると、今日の日本は世界中の美味しいものに満ち溢れています。

しかし、今日の日本人には昭和年頃にはあまり見なかった病気、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎などアレルギー疾患に悩む人が爆発的に増え、近い将来には殆どの人がこれらの病気になるとの推測さえあります。

更に糖尿病、痛風、高脂血症、心筋梗塞などの病気が増え、またガンも非常に増えています。
欧米諸国ではこれら生活習慣病を少なくするには日本の伝統食が良いのだと気付き、マクロビオチック「玄米菜食を中心とした健康食」運動が盛んで、カーター元大統領も米飯に味噌汁を摂られたといいます。

生活習慣病の解決策=生活を昭和30年代に戻す

当時の日本

自然が多く残され、空気もよく、水も綺麗で自動車が少なかった。

当時の日本人

早く寝ていました。(深夜テレビやインターネット、スマホなどはありませんでした)
生活リズムがゆったりしていました。

当時の食事

肉、卵、乳製品、油脂類の少ない食事で果物、清涼飲料水、御菓子、インスタント食品も少なかった。
食品に防腐剤、添加物の使用は少なく、家畜に抗生物質やホルモン剤などの使用は少なかった。
米飯に味噌汁を中心とし、豆製品や根菜、海藻、魚をよく摂取していた。

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